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【転職必須!?】銀行員のリアルな現実

こちらは、以下3つのどれかに当てはまる方や少しでも銀行員の事情について気になる方のお悩みを解決する記事になっています!!

・新卒で銀行に就職したいけど、今後どうなるんだろうと不安な方
・銀行に勤めているが、今後このまま銀行員のままいても大丈夫か心配な方
・もうすでに銀行から転職したいが、本当に転職してもいいか迷っている方

この記事の管理人【しょ〜ひ〜】と申します!
僕は、新卒で大手銀行に就職し、1年で退職しました!今はITエンジニアとしてiOSエンジニアをしています!「1年しか在籍していないじゃないか!!」と思われる方もいるかと思いますが、銀行の考えに染まっていないため銀行を辞めることを即決できました。そんな管理人の自己紹介記事もありますので、もしよければご一読いただければ幸いです!では、『なぜ銀行で働くことを避けるべきか』一緒に考えていきましょう!

銀行員の方や銀行を志望している方は心配ですよね...

目次

結論

結論
【新卒の就職活動中の方】
銀行業界は避けて他の業界を目指した方が幸せになれる可能性が高い。(本当に銀行でやりたい事があるなら銀行に就職しましょう。)

【銀行に在籍中の方

できる限り早く自分の強みを見出して転職することをお勧めします!!

いきなり結論から話しましたが、僕が皆様に対してお話しさせていただくことをまとめると、以上の結論に集約されます!!
ではなぜ、このような結論になったのかを『銀行業界の収益性低下』『年功序列の終焉』『銀行の行数が多すぎる問題』を具体例も交えて解説していきたいと思います。ちなみに、以前にこちらの『【それ本当に大丈夫かい??】銀行を目指す方へ送る新卒銀行員の諸事情』という記事も執筆していますので、もしよろしければご一読いただければと思います!

銀行業界の収益性低下

まず1点目は、『銀行業界の収益性低下』です。突然ですが、マイナス金利政策という政策をご存じでしょうか?昨今の日本における銀行業界における収益性低下の要因の1つです。とういうのも、銀行は預金者から預かった資金(預金)を日本銀行にある程度預金しないといけない決まりになっており、この民間銀行から日本銀行への預金の際にも金利をつける形となります。
しかし、「マイナス金利政策」が施行されているので、民間銀行は日本銀行に資金を預ける際に金利をマイナスに設定することになり、その結果民間銀行が日本銀行に資金を預ける際には、利子を払わないといけないという歪な状態になるわけです。そのような政策を実施することで、民間銀行は企業に融資をして日本銀行に預ける金額を減らさざるを得ないという状況になります。


それで良いのでは?

このような疑問も生まれるかと思いますが、実際のところ日本の事業会社はそこまで銀行からの資金を必要とはしておらず、民間銀行の預金のみが膨れ上がり、日本銀行への利子の額も増えているという『負のスパイラル』に陥っています。

要するに、銀行は【資金の貸し出し先が減っている】にも関わらず、【マイナス金利政策が実行されている】環境下で収益を上げにくくなっています!
※もちろんそのほかにも要因は様々ありますが、ここでは銀行業界全般に言える点のみお伝えしました。

銀行業界では、このように本来の貸し出し業務だけでは稼げなくなっているため、通帳発行の際に手数料がかかったり、預金金額が少なく一定期間資金移動のない口座から手数料を取ったりと収益獲得に躍起になっています。
また、貸し出し以外にも中小企業等の事業承継や後継問題等にもコンサルティングをするようになっています。

年功序列の終焉

2点目は、年功序列の終焉です。日本企業の悪しき風習となりつつある、『新卒一括採用から年功序列で終身雇用』という盤石な体制が保てなくなってきています。なぜかというと、優秀な社員は若くても成果を出しますし、それなりに歳を取ってもあまり会社に貢献しない社員もいます。一般的には、収益を出している社員の方が給料やボーナスが高くて当然ですが、銀行は未だに年功序列をかろうじて続けています。そうすると、最近は転職のサイトやヘッドハンティング、さらには人材サービス会社が増えています。
転職エージェントが優秀な社員を引き抜き、より良い条件での採用をしてくれる企業へと転職します。このようにして、若くて仕事ができる人から転職をしていくような状態が恒常化してきています。実際、僕が勤めていた企業では、優秀な人は転職して給料も労働環境も全て向上したと言うような方が多くいらっしゃいました。
このようにして、銀行は昔ながらの年功序列に頼り切った経営をそろそろ脱却しなければ、成果をそれほど上げないただ多額の給料を得る歳の入った従業員しか残らなくなってきます。そうなると、先はないと本当に先は無くなりますよね。銀行に限った話ではないですが、今後はこのような年功序列の制度を廃止し個々人がより評価される、人事制度や経営体制を採用する企業が良い企業として評価される事が多くなると思います!

銀行の行数が多すぎる問題

最後は、こちらの銀行の数が多すぎる問題です。具体的にどのようなことかというと、「菅首相 銀行再編」で検索すれば出てきますがご説明すると、「本来の貸し出し(融資)ビジネスでは、稼ぎ辛くなっており将来的には銀行の数は、多すぎるのでは」と発言したことに痰を発しています。つまり、銀行が多すぎるので、再編等をしていくと言うことなので、地方銀行等は合併をしながら行員数も減っていかざるを得ない状態になる可能性が高いです。
そのため、もし仮に銀行に就職する場合はメガバンクや有力な地方銀行等を優先的に見ていく必要があると考えています。それらの規模の大きい銀行等は、資本関係上再編できないこともあり、そもそも未だに収益を得られている銀行も多く存在するからです。
この状況から分かる通り、銀行業界というのは成長している業界ではなく、どちらかといえば衰退する可能性が高い業界であることも理解できると思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか?こちらの記事を読まれて、「銀行って将来的にあまり、成長性がなさそうだな」「銀行業界よりも他の業界で自分の強みを活かす事ができそうだな」と思われた方も多いのではないのでしょうか?僕自身も銀行で働き続けるつもりは毛頭なく、本当にやりたいことを見つけて3年ほどで転職しようと考えていました。
ただ、同じように考えている方には、辞める前提で銀行に入るのはオススメしません!!そもそも自己分析や業界分析を行なって、本当にやりたいことをできる業界に新卒で入る事がベストです。今後は、「就職活動や転職活動でどうすればいいんだ...」というような疑問を解決する記事も執筆します!また、銀行でやりたい業務がある方もいらっしゃると思いますので、銀行に就職するための戦略銀行員として得られるマネーリテラシーに関しても執筆しました!
ぜひこちらの記事も参考にしていただきたいと思います!では、また次回の記事でお会いしましょう!

  • この記事を書いた人

しょ〜ひ〜

『人生を豊かに楽しみたい!!』と考え、ブログ執筆を始めました! 主に、『技術記事』『新卒&転職活動』『サウナ』や趣味について発信していきます!! 【経歴】IT企業←信託銀行←関西私立文系 個人開発のiOSアプリをリリースしました!

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