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【資格多すぎ?】銀行で必要な資格一覧:後半戦!!

こちらの記事は、『銀行員として最低限取得しないといけない資格について知りたい!』という方向けの記事になっています!そして、こちらは後編になりますので、前編の記事もお読みいただけたらと思います!
加えて、以前に僕自身の自己紹介記事等も書いていますので、そちらも参考にしていただければと思います!

銀行員として必要な資格後半戦です!

目次

全銀行員が必要な資格 5つ目:銀行業務検定3級各種

5つ目は、銀行業務検定です!銀行業務検定とは、「主として銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識および技能応用力についてその習得程度を測定することを目的に、さらには実務能力水準の向上」のために設立された試験です!平たく言えば、「金融機関で働くためには最低限これだけ知っておいてね〜」という意味合いの試験になります!
銀行業務検定の中で種目が色々とあり、一般的な銀行員として必要とされるのは、法務」「財務」「税務の3つが資格要件とされている事が多いです。この3つの中から1つなのか、全て必要とされてれているかは各銀行によって違います。ただ、これら全て対策方法は変わらず、公式が出している「過去問題集」をひたすら解けば合格は容易です!
開催時期に関しても、2種類あり1つが「インターネット受験」で2つ目が「紙ベースでの受験」です。こちらに関しては、インターネットでの受験をお勧めします!と言うのも、インターネットでの試験は、受験したい時に受験できますので、融通が効きます。公式のサイトもこちらから、チェックしていただければと思います!

『銀行業務検定3級』は、主に銀行を中心とする金融機関でのみ取得推奨されているものになりますので、他業界での転職の際には評価されることはありません!
転職されることを前提で銀行に入行する場合は、他の汎用性が高い資格から取得することをおお勧めします!

全銀行員が必要な資格 6つ目:銀行業務検定2級各種

こちらは、先ほど説明した銀行業務検定3級の上位資格の「銀行業務検定2級」についてです!同じ団体が運営しているので、設立の経緯等は同じです。何が違うのかというと、「難易度」のみです。銀行業務検定3級は1週間程度詰めて学習すれば取得が容易ですが、2級になってくると詰め込むだけでは資格取得は難しいです!実際、僕の同期も1週間の詰め込みで試験に臨みましたが、全員無残に散っていきました。(笑)
しかも、こちらの試験も銀行を中心とする金融機関でしか必要とされていないので、優先度はあまり高くないかと思われます。
ただ、こちらの資格を『昇格・昇給』の必須資格とされている銀行は多くあるためいずれは通る道になりますので、学習する時はしっかり戦略を考えて試験に臨みましょう!
僕が勤めていた銀行では、法務」「財務」「税務の3つのうちどれかを受けなければならないという決まりでした。3級と同じ種目になりますので、こちらは3級で受けた種目と同じものを学習することで効率良く資格を取得する事ができます!(問題集は全て過去問からの抜粋になるので、いつのものを購入しても大丈夫ですが、できる限り最新版を買いましょう!)
こちらの試験を対策する際は、銀行業務検定が発刊している公式のテキストと問題集でしか対策できないので、こちらを購入して対策することをお勧めします!
ちなみに、「効率良く合格したい!」や「最短で合格したい!」と考えている方は、『公式テキストを購入せずに、公式問題集のみ購入』してくださいね!

『銀行業務検定2級』は、主に銀行を中心とする金融機関でのみ取得推奨されているものになりますので、他業界での転職の際には評価されることはありません!
転職されることを前提で銀行に入行する場合は、他の汎用性が高い資格から取得することをおお勧めします!

全銀行員が必要な資格 7つ目:TOEIC(L&R)600点

7つ目は、TOEICです。TOEICの中でもリーディングとリスニングのスコアを目安600点程度取得しないといけません。最近銀行員も、多様化しており銀行の中でも特にメガバンクや信託銀行では、欧米や欧州さらには東南アジアへ収益を求めて事業を展開しています。そのため、2か店目で海外の支店に転勤することも少なくないです。そのため、「早くから海外の支店や支社でスキルアップしたい!」や「得意の英語を使って銀行で働きたい!」という考えを持っている方は、TOEIC860点以上を取得していると海外への転勤を勝ち取る事ができる可能性がかなり上がります!
ちなみにTOEICの勉強方法については、今後詳しく記事を書きたいと思いますが、3つだけおすすめの参考書を紹介させていただきます!
1つ目は、金のフレーズという単語集です。こちらは、TOEIC受験の必須アイテムです!とりあえずこの単語集を覚えれば、ボキャブラリー対策は他で必要にはならないと思います!2つ目は、「TOEIC L&Rテスト文法問題 でる1000問」です。圧倒的な問題数と本番試験の再現性は他の文法問題集より素晴らしいので、こちら一冊を網羅しましょう!そして、3つ目は、TOEIC L&Rテスト 精選模試シリーズです。こちらは、本番に即した問題集なので、実力を試したい時に利用できますし、こちらのリスニング問題をダウンロードして電車で聞くなりして英語に耳を慣らせる事ができます!
僕自身はこれら3つを活用して、1ヶ月間で、545点から735点までスコアを上げる事ができました!なので、この3つをひたすら繰り返せば皆さんも最低限のTOEIC600点は簡単に取得する事ができます!
TOEICの詳しい学習方法はまた、記事を書きたいと考えています!

全銀行員が必要な資格 8つ目:ITパスポート

続いて、少し毛色の違うITパスポートです。こちらは、「ITを活用するべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」となっています。
こちらの試験は、業務内で専門的にITを扱ってはいないが現代の世の中でビジネスをする際に必要不可欠なITの知識を身につけるためのもです。僕が勤めていた銀行でもこちらの資格が必須資格になるなど、今では全従業員がITの知識が必要になったという事ですね!
難易度は、比較的平易で内容は、ITに関する基礎知識や経営戦略、さらには企業のコンプライアンスなどの周辺知識も出題されます。また、嬉しいのがCBT(Computer Based Testing)という、ほぼ毎日受験できる試験となっています。
そして、こちらの試験の対策としては、先に受験の日程を決めてしまい、それから2週間程度で詰め込みで学習してしまうのが主流です。教材として使用していたのは、こちらのキタミ式イラストIT塾 ITパスポートです!

全銀行員が必要な資格 9つ目:基本情報技術者

最後は、基本情報技術者試験です。こちらもITパスポートと同じくIT関連の資格になるのですが、難易度は少し上がります。そもそも、こちらの試験は年に2回しか受験できず内容もITパスポートのように入門という位置付けではないからです。(現在は、CBT方式で受験できるそうです!)
出題内容は、ITパスポートと比べ専門性が増し、ネットワークやセキュリティ、Web、プログラミングなどさまざまな内容が出題されます。僕自身も、IT業界に転職し基本情報は自ら進んで学習していいますが、この資格を取得することである程度のITに関する知識はつくと思います!
IT業界でSIerとして働く友人に聞くと、全員が揃って進めてくれたキタミ式イラストIT塾 基本情報技術者を使って僕自身も学習しているので、ぜひこちらをチェックしてみてください!
基本情報技術者試験の難易度は、少し高いかもしれませんが昨今の銀行業界でのIT部門の強化を鑑みるとこのような試験を取得していると、銀行内でもさまざまなキャリアパスを描く事ができそうですね!
現時点では、取得推奨ですが取得していて損はないと感じたため追記させていただきました!

まとめ

お読みいただき、ありがとうございました!前編に引き続き、後編はいかがでしたでしょうか?銀行は資格取得を重視しています。それは、おそらく「具体的に銀行業務に関わる事項どれだけの理解度ができているかを可視化すること」「資格を取得していないとできない業務が多い」という理由が考えられます。
確かに、銀行員の数は多く人事や上司も誰が何を理解しているかは可視化できないと、評価できませんよね。そんな評価のみに使われる資格取得は、さらっと合格して業務での活躍に向けて頑張っていきましょう!
また、今回は全銀行員が必要とされる資格について執筆しましたが、今後は「個人営業員」と「法人営業員」に特化した記事も執筆しますので、ぜひそちらも参考にしていただければ幸いです!

  • この記事を書いた人

しょ〜ひ〜

『人生を豊かに楽しみたい!!』と考え、ブログ執筆を始めました! 主に、『技術記事』『新卒&転職活動』『サウナ』や趣味について発信していきます!! 【経歴】IT企業←信託銀行←関西私立文系 個人開発のiOSアプリをリリースしました!

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